株式会社
鉄被膜工業所
溶融亜鉛めっきとは
 通称「どぶ漬けめっき」や「天ぷらめっき」と
   よばれ、溶けた亜鉛の中に鉄製品を浸漬する
   ことで防錆めっきを施すものです。

 溶けた亜鉛の中に鉄を浸漬すると、亜鉛と鉄が
   合金反応を起こします。
 鉄の表面に鉄と亜鉛の合金層が形成され、さら
   にその上に亜鉛の層ができます。

 そのため、めっき厚が非常に大きく、悪条件下にてその効力を発揮します。
 風雨にさらされる屋外や塩害のある海辺などの、特に腐食しやすい厳しい条件下にある鉄製品に施します。

(イメージ写真)

(イメージ写真)

 溶融亜鉛めっきでは亜鉛層、合金層と鉄の表面を厚い膜
   で覆うため、非常に高い防錆効果があります。
 条件によっては2,30年以上の防錆が可能です。

めっき表面断面(イメージ)

 また亜鉛は鉄よりもイオン化傾向が高いため、鉄よりも
   早く酸化して鉄の錆び(酸化)を防ぐ「犠牲防食」という
   効果もあります。そのため鉄の素地が露出している
   部分があっても、その周りの亜鉛が優先的に酸化し、
   鉄を保護してくれます。

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